コラム1.ブリーチの是非を問う
いつもありがとうございます。LaBless心斎橋サロン副店長、LaBlessカラープロデューサーの愛島健司です。
今回はブリーチについての想いを。
(自分ブリーチの図)
ブリーチ。。
正直言って大嫌いでした。笑
いや、というのも、僕自身素材を壊すことすごく嫌悪感を感じてまして。
いままで散々お客様に、
『このトリートメントすごくいいですよー』
とか、
『サロントリートメントしましょうねー』
とか、、
『髪の毛乾かさないとダメですよ!』
とか言ってたのに、
お客様がブリーチしたいです!ておっしゃって、二つ返事で
『かしこまりましたー!!』
とかバカでしょ笑
結局それだと、ただの言いなりで、いままでのお客様にオススメしてたことだって、自分の売り上げの為みたいな感じになっちゃうと思ってたんですよ。
(今も思ってますが笑)
ブリーチするしないなんてのは、はっきり言ってどうでもいいです。
大事なのは、
『お客様が何を求めてるのか?その求めるものに対して、ブリーチが必要なのか否か?』
です。
僕はブリーチをしたいっ!とおっしゃるお客様には絶対なんでしたいのか?を聞きます。
(だいたいは明るくしたいから、もしくはしたい色がブリーチしないと出ないから)
その後したい色を見せてもらったり、こちらから提案したりするんですが、基本的に僕は、
『あ、その色僕ならブリーチしなくても出せます。』
って言います。
もちろん、お時間や回数を必要とする場合がありますが、そういう事を伝えなきゃお客様が選べないんですよね。
お客様は
諦めて
ブリーチを選択してるんですから。
だってブリーチをしたら、カラーよりダメージすることなんて、もう誰でも知ってる。
ダメージしちゃうけど、それよりもやりたい色があるから、ブリーチをするんです。そこをブリーチせずとも出すのが僕の中の『価値』であり、LaBlessが超高品質薬剤しか使わない理由なんですよね。
とはいえども、絶対的にブリーチをしないと無理なこともあります。
黒染め、白髪染めの残留があるとか、真っ白にしたいとか。
そんなときは迷わずブリーチします。笑
そこまでの決意をして、サロンに来てくれた方に、自分が迷っても仕方ないし、失礼だと思うんですよね。なんかそれってビビってるだけだし笑
ようは、ソッコーで、ゲストがどれくらいの思いでブリーチをすると言ってるか、メリットデメリットを『ある程度』理解してるか。
その中でデメリットを限りなく少なくし、思ってもないメリットまで産みだすのがプロでしょう。
結局、カラーが上手いとか、そんなのって
『気分を読み取るのが上手い』
ってことですよね。若しくは
『気分を彩るのが上手い』
訳です。お客様の気分が分からないと彩ることも出来ませんから。
様はそこさえ抑えておけば、ブリーチするかしないかなんて、勝手に答えは出る訳です。
(技術がなければ、するしかない。という考えでやってしまうので、その時点でほぼ失敗です。)
粛々と女心を勉強して、お客様一人一人の気持ちを察知して、1番輝かせることが出来るカラーをしていきたいと思います。
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